夏の名物にもなっている甲子園(高校野球)。
高校生たちの熱い戦いにテレビの前で
釘付けになっている人も多いのではないでしょうか!
試合で点差が開いてくると気になるのが、
コールド勝ち・負けがあるのかどうか。
今回は甲子園のコールドについて
詳しくまとめました!
甲子園にコールド負けはある?
野球の試合で点差が開いてくると気になるのが
コールド勝ち・負けはあるのかどうか。
コールドとは、決まった回までに
大きく点差が開いた場合、そこで試合終了となる
というルールです。
コールド負けはなるべく避けたいところですが
試合が終わらない可能性があるときなどには
必要なルールとなってきます。
そんなコールドのルールですが、
春・夏の甲子園にはコールドはありません!!
甲子園ではどれだけ点差が開いても
最後まで試合を続けることになっています。
『13.得点差コールドゲームについて 正式試合となるコールドゲームを採用する場合は、5回10点、7回7点と統一する。ただし、選抜高等学校野球大会ならびに全国高等学校野球選手権大会では適用しない。』 引用:高校野球特別規則
甲子園にコールドがない理由は?
春・夏の甲子園にコールド負けがない理由は、
甲子園には地方大会を勝ち上がったチームが集まるため、
チームごとの力の差はあまりないと考えられているからです。
「お互いの力はほぼ互角なはず」という考えのもと、
途中まで10点差がついていたとしても
まだ逆転できる可能性があるので終わらせられない、
という理由からコールドのルールはありません。
「野球は9回裏の2アウトから」という言葉があるように、
最後までなにがあるかわからないのが野球です!
しかも甲子園に出場している強豪校同士なので
最後まで逆転する可能性があるということなんですね。
甲子園でコールド勝ち・負けになる条件
基本的にコールド勝ち・負けがない甲子園ですが、
特別にコールド勝ち・負けになる条件があります。
その条件とは、天候です!
雨天などの悪天候の場合に限りコールドになる場合があります。
悪天候で「試合続行が不可能」と判断されると、
7回終了時点で雨天コールドとなります。
ですが、今までに雨天コールドになったのは、
1993年の鹿児島商工vs堀越の試合くらいで
ほとんどありません!
その試合は鹿児島商工が3点リードの8回に
突然大雨になり、コールド勝ちとなりました。
点差が3点だったので、
堀越が逆転できる可能性もまだありましたね><
ということで、余程の雨天でない限り
甲子園にはコールド負けはありません!
負けていても最後まで逆転を信じて頑張ってほしいですね!