もち麦の驚くべき効果とは?便秘や高血圧にも良い?簡単な食べ方も紹介!

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最近よく名前を聞くようになった「もち麦」。

体に良い食品として紹介されていますが、実際にどんな効果があるかご存知ですか?

食べてみたいけど何に効果があるのかよく知らないし、食べ方もわからないし…と結局手を出していない方も多いのではないでしょうか?

今回は、そんなもち麦の驚くべき効果を詳しくご紹介します!

魅力的な効果がたくさんあるので、ぜひこれを見て今日からもち麦生活を始めてみてください!

もち麦って何?

まず、もち麦とは一体何なのかを説明します!

もち麦は名前の通り麦の一種です。麦は小麦粉の原料となっているものなのでわかりますよね。

同じく穀物であるお米に「うるち米」と「もち米」があるのと同じで、麦にも「うるち麦」と「もち麦」というものがあるのです。

「うるち麦」と「もち麦」の違いは粘り気で、もち麦のほうがよりもちもちしていると言われています。

 

もち麦は紀元前3000年よりも前に西南アジアで栽培されるようになり、日本の一部の地域では昔からおはぎや団子に使われていたそう。

そんなに昔から栽培されていたとは驚きですね!それだけでもすごく体に良さそうな気がします(笑)

もち麦の大きさはお米よりも少し大きめで、中央に線が一本入っているのが特徴。

食感はプチプチもちもちしていて、白米と混ぜて食べるといつもと違った食感が楽しめます!

こんなに?もち麦の効果がすごい!

もち麦は食物繊維の多さが特徴で、なんと白米の約20倍もの食物繊維を含んでいます!

またビタミンやミネラルが豊富に含まれていて、不足しがちな栄養素を摂れることでも有名です。

それでは、実際にもち麦にはどんな効果があるのか見ていきましょう!

便秘解消

もち麦には便秘解消の効果があります!

便秘に悩んでいる女性、多いですよね。また普段はそんなことなくても少し乱れた食生活が続いたり、生活リズムが崩れたことで便秘になる方もいると思います。

そんな時に効くのが、もち麦に含まれている豊富な食物繊維!

食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があり、これらが不足していると便秘になりやすくなります。

もち麦にはこの2つの食物繊維がバランスよく含まれているので、もち麦を食べるだけで両方の食物繊維を効率よく摂ることができるんです!

 

食物繊維は意識しないとなかなか摂るのが難しかったりしますよね。

例えばレタスやきのこ類には食物繊維が豊富に含まれていますが、毎日ある程度の量を食べるとなると難しいと思います。

ですが、毎日の主食となるご飯にもち麦を混ぜるだけなら簡単なので、もち麦さえ買っておけば手軽に食物繊維を摂ることができるのです!

 

また、便秘が解消されて腸内環境がよくなると美肌効果も期待できます!

腸内環境が悪いと吹き出物などの肌荒れになりやすくなるので、今肌荒れで悩んでいる人は一度腸内環境を整えてみるのも効果的かもしれません!

ダイエット効果

もち麦の効果の一つとしてダイエット効果がよく知られているかと思います。

ダイエットは多くの女性にとって永遠のテーマですよね!筆者も同じです(笑)

最近は男性も健康に気をつかって減量しているという方がとても増えたので、ダイエットに興味がある方はどんどん増えているのではないでしょうか。

 

もち麦がなぜダイエットに効果があるかと言うと、糖質や脂質の吸収を抑えてくれるから!

それにはもち麦に含まれるβ-グルカンが関係しています。

β-グルカンは水溶性食物繊維の一種で、糖質や脂質の吸収スピードを抑えてくれる作用があります。

糖質の吸収スピードが遅くなるということは血糖値が急激に上がりにくくなるので、太りにくくなるというわけです!

 

私たちはお腹が空いている時に甘いものなどを食べると、その糖質が吸収されて血糖値が急激に高くなります。

血糖値が急に高くなると脂質を吸収しやすくなって太りやすくなるのです!

食事の時にまず野菜から食べて最後にご飯を食べると太りにくい、というのは血糖値が急に高くなるのを防いで、なるべく脂質の吸収を緩やかにするためなんですね。

もち麦はそれ自体に糖質の吸収を抑える働きがあるのに加え、血糖値が急激に上がらないので脂質の吸収も抑えてくれてダイエットに効果があるというわけです!

高血圧改善

もち麦には高血圧改善の効果もあります。

なぜ高血圧に効果があるかと言うと、もち麦には塩分吸収を抑える働きが報告されているから!

高血圧の原因は色々とあるのですが、その一つに塩分の摂りすぎがあげられます。

塩分を摂りすぎると体がバランスを取ろうとして体液を増やそうとし、結果として血液量が増えて血管や心臓に圧力がかかって高血圧になってしまうのです。

 

高血圧になると食事を減塩メニューしないといけない、という話を聞いたことがある人も多いと思います。

塩分はそれくらい血圧に関係するものなので、塩分の吸収を抑えてくれるもち麦を食べることで高血圧の改善につながるということなんですね!

また、塩分の吸収を抑えてくれるということは高血圧の予防にもなるということです!

今は心配ないという人も、今からもち麦を食べていれば将来の高血圧のリスクを減らすことができるかもしれません。

コレステロール値の低下

もち麦には血中コレステロール値を下げる効果もあります。

コレステロール値が高いとどうなるかというと、動脈硬化の原因になったり、血管がつまって脳卒中心筋梗塞になったりする可能性が高くなるのです!

脳卒中や心筋梗塞なんて考えただけでも恐ろしいですね…。

 

コレステロールには善玉と悪玉があり、善玉は余ったコレステロールを回収してくれ、動脈硬化を防いでくれる必要もの。

悪玉もある程度は必要なのですが、それが増えると先ほどのような病気になる可能性が高くなります。

もち麦に含まれるβ-グルカンには悪玉コレステロールを減らす効果があるので、増えてはいけない悪玉だけをうまく減らすことができるのです!

都合の良い効果すぎて「本当に!?」と思ってしまいますが、本当なんです(笑)

生活習慣病は誰もがリスクがある病気なので、普段の生活からもち麦のような体に良いものを取り入れて予防していきたいですね!

もち麦の効果的で簡単な食べ方は?

もち麦の効果がわかったところで、最後に簡単な食べ方を紹介しておきます!

もち麦は白米と混ぜて炊いて食べるのが一般的です。

最近は色々なメーカーからもち麦が発売されていて、どれも袋の裏に炊く時の分量が書いてあるので簡単です。

炊飯器で白米と炊く

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一般的な炊き方は、

  1. いつも通り白米を研いで水を入れる
  2. もち麦を入れる
  3. もち麦の分の水を加える

たったこれだけです。すごく手軽ですよね!

 

もち麦と白米の割合はお好みで変えることができますが、よくおすすめされているのは白米2:もち麦1の割合。

例えば、白米2合に対してもち麦1合といった要領です。

炊飯器に入れて炊くだけなので、誰でも簡単にできておすすめです!

ゆでもち麦にする

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白米と混ぜて炊く方法とは別に、もち麦だけをゆでる方法もあります!

ゆでて保存しておけば3日程度もちますし、冷凍保存することも可能。

ゆでもち麦のいいところは、色々な料理に使えるところと自分だけもち麦ご飯を食べたい時に家族と別で炊かなくていいところ

使い勝手がいいので、ゆでて保存しておくのもとても便利です。

ゆでもち麦を作る方法は2通りあります。

鍋でゆでる

鍋に多めの水を入れてもち麦を15分ほど茹でます。

もち麦の芯が透明になったら完成!水気を切って保存しておきましょう。

電子レンジで加熱する

大きめの耐熱容器に水を多めに入れ、もち麦を入れて6〜8分ほど加熱します。

加熱時間はそれぞれのレンジにもよるので、時々様子をみながら芯が透明になるまで加熱してください。

まとめ

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今回はもち麦の効果について詳しく紹介しました。

体に良いと言われているもち麦は本当にたくさんの効果がある万能食品だということがわかりましたね!

炊飯器で白米と一緒に炊くだけで簡単に取り入れることができるので、あなたもぜひ挑戦してみてください!

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