日大アメフト部の危険タックルの問題で
内田監督とコーチが緊急会見を開きました。
しかし監督らよりも注目を浴びたのが
司会者の態度や発言でした!
批判を浴びている司会者の発言と
会見の内容・これまでの日大側の発表をまとめました。
日大緊急会見での司会者の対応
今回の会見で最も重要な監督らの発言よりも
注目されてしまったのが、司会者の対応!
キレ気味に一方的に質問をやめさせる態度に
批判が殺到しました。
司会者の言葉で目立ったのが、これらの言葉↓
- 「やめてください、やめてください」
- 「一人で何個も聞かないでください」
- 「会見を打ち切りますよ」
- 「(日大ブランドは)落ちません!」
質問した記者が
監督の回答を聞いて続けて質問すると
「やめてください」の嵐!!
「会見を打ち切りますよ」と
厳しい声で制する場面もありました。
最終的には会見を強引に打ち切ろうとし、
それに対して1人の記者から
「日大のブランドがあなたの発言で落ちている」
と指摘されると、「落ちません!」と反論w
緊急会見はいろんな意味で大荒れでした。
せっかくの会見なのに監督らの発言よりも
司会者の方が目立ってしまった感が否めません。
あの司会者は日大広報だった!
結果的に日大緊急会見の
主役になってしまった司会者。
あの司会者は日大の関係者でした!
日大会見のクレイジー司会者が 元 共同通信論説委員長の 米倉久邦 氏 であると割れて、いい感じに共同通信に飛び火しそうでワクワクが止まらない☆ #緊急会見 pic.twitter.com/HqWHxfKbdO
— boohchangROCK (@boohchangRe) May 23, 2018
件の日大会見の広報部顧問で司会者の米倉久邦氏は、元共同通信の論説委員長だという。そんなマスコミOB司会者にしちゃダメなんだよ!わかってないなあ。何から何までダメな大学!!!!
— AO・自己推薦の大学進学(川崎太郎) (@Taro_kawasaki) May 23, 2018
こういう会見ってプロの方が
司会をするのかと思っていましたが
まさかの大学職員の方だったんですね!
広報部なので司会や報道関係のことも
少しは慣れているのかと思いましたが
まさかの対応に驚きました!
日大の広報はこれまでの対応や発表にも
色々と批判が集まっていましたよね。
この会見でさらに批判が集まる可能性も
あるんじゃないかと思います。
緊急会見の内容

今回の緊急会見の内容をまとめると、
- 関学の被害選手・家族への謝罪
- タックルは自分の指示ではない(内田監督)
- 「QBを潰してこい」と指示したが、怪我をさせろという意味ではない(井上コーチ)
- 「危険タックル」のプレーを見ていなかった(内田監督)
- 内田監督は日大の常任理事職を謹慎、井上コーチは辞任
このような内容でした。
「怪我をさせるつもりではなかった」
「本当に”潰せ”という意味ではなかった」
と主張しています。
内田監督にいたっては
「そもそもタックルの指示は出していない」
と話しています。
今までの日大側の発表と大差ない内容で
真実が見えてこないため、
すっきりしない形で終わってしまいました。
日大側のこれまでの対応

日大には危機管理学部という学部がありますが、
「当の日大は危機管理できているのか」と
皮肉を言われているような状況ですよね。
これまでの対応を時系列で見てみましょう。
- 問題のタックルが起きた試合後、内田監督は「あれぐらいやらないと勝てない」と発言。
- その後、日大アメフト部は今回の事件を謝罪するコメントを発表。
- 一方で関学は抗議文を出し、選手や監督から何があったのか聞きたいと回答を求める。
- それに対して日大は回答書で「言葉の受け取り方に乖離があった」と回答。
- 空港で報道陣に囲まれた内田監督は、どうしてあのプレーが起きたのかについて「今は答えられない」と回答を拒否。
- またアメフト部の監督を辞任すると発表。
- その後、関学の被害選手が警察に被害届を提出。
- タックルをした日大の選手が謝罪会見を開く。
- 選手が「つぶせ」と言われたと会見で発言したのに対し、日大広報部は「つぶせは最初のプレーから思いっきり当たれ」という意味だったとコメント。
- 日大前監督とコーチが緊急会見
- 日大前監督と司会者が心労で日大病院に入院
簡単にまとめるとこのような流れです。
以下が日大の選手の謝罪会見後の
日大広報部のコメント↓
本日、本学アメリカンフットボール部の宮川泰介選手が、関西学院大学フットボール部との定期戦でルール違反のタックルをし、相手選手にけがを負わせた件につきまして、心境を吐露する会見を行いました。厳しい状況にありながら、あえて会見を行われた気持ちを察するに、心痛む思いです。本学といたしまして、大変申し訳なく思います。
会見全体において、監督が違反プレーを指示したという発言はありませんでしたが、コーチから「1プレー目で(相手の)QBをつぶせ」という言葉があったということは事実です。ただ、これは本学フットボール部においてゲーム前によく使う言葉で、「最初のプレーから思い切って当たれ」という意味です。誤解を招いたとすれば、言葉足らずであったと心苦しく思います。 引用:朝日新聞デジタル
本来であればこの事件が発覚してすぐ謝罪し
真相解明をするべき日大ですが
ここまで対応が遅れたのは本当に残念です!
日大広報部の発表はいつも
「受け取り方に乖離があった」という内容で
納得できる内容ではなかったですよね。
今回は日大側の対応がよくなかったことで
より問題を大きくしてしまったようにも思います。
とにかく被害者やアメフト関係者が
納得できるような結果が早く出て欲しいですね。